”職種に優劣なし!”・・・師匠から教わった言葉を、今改めて思う・・・

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”職種に優劣なし!”・・・師匠から教わった言葉を、今改めて思う・・・
2017/11/27

リクルート活動を展開する中で、私は紹介会社から他社の動きなどの情報をもらっていますが、それらを見ていると卒業生の就職先については大学の傾向が顕著に示されていることがうかがえます。その1つの例が国立大学は多くが企業に就職し、病院や薬局などの臨床系に進む人はほとんどいないということです。それはその大学の過去の実績などから仕方がない面もあるとは思うのですが、私が違和感を覚えるのはだからと言って雇用する側が会社説明にもいかない、というのはいかがなものかと思うのです。客観的に見てみますと、臨床業務は医師に比べて様々な制約があって研究職を目指すものにとっては面白みは少ないとは思います。けれどもそんな中でも病院薬剤師はそれなりの実績を積んで最近では創薬に負けないほどの論文も出すようになってきました。薬局業務はその点ではまだ病院には遅れをとってはいますが、これから先のことを考えれば決して研究環境がないとは言えないと思います。その意味で、今回近畿の2つの国立大学を訪れ、会社説明を行ってきました。そのことに対して、いずれの大学も担当者は好意的に対応していただきました。「職種に優劣なし!」という大学院時代の私の師匠の教えをあらためて心に刻んで今後のリクルート活動を展開していきたいと思います。

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