約1か月前に開催されました「第50回日本薬剤師会学術大会」と雰囲気はさほど変わりはありませんでしたが、今回の方が男性はネクタイ、女性は黒っぽいスーツ姿といったフォーマルな服装の人が若干多かったように感じました。どれほどの数の参加者がいるのか調べていないのですが、アノ幕張メッセが埋め尽くされるほどの人数で大変盛況であったように感じました。参加者は前回の薬剤師会学術大会は7～8割が薬局薬剤師で病院薬剤師は1～2割程度でしたでしょうか？・・・であったのに対して、今回はその逆で7～8割が病院薬剤師だったように思います。これも例年のことでしょう。

そんな中で今回は「地域包括ケア」、「ポリファーマシー解消」などがキーワードとして飛び交っていました。ちょっと前に参加した時には、「フィジカルアセスメント」、「スキルミックス」、「ファーマシューティカルケア」といった言葉が、さらにもっと前にさかのぼってみると「クリニカルファーマシー」という言葉が横行していたころもありましたが、今回はもうすでにそれらの言葉は死語になっています。言葉はどんどん進化してきているようですが、その主張はと言えば、「薬剤師はもっと臨床で自らの職能を発揮しましょう！」というものに集約されるようです。・・・ただこれって、30年前から同じことを言ってますよね～。