「ほくと薬局」営業権譲渡に際し、社長として思うこと・・・

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「ほくと薬局」営業権譲渡に際し、社長として思うこと・・・
2017/04/04

会社からの報告事項として掲載させていただきました通り、平成24年12月より丸4年あまり、泉佐野市を中心に活動を行ってまいりました「ほくと薬局」をこの度営業権譲渡という形で手放す状況に至ったことは、社長としては多くの方にご迷惑ご心配をおかけしたことに対するお詫びの気持ちと同時に大変残念な思いがあります。

この原因は、1にも2にも薬剤師不足からくるものであることは言うまでもありません。しかしもう1つ考えないといけないことは、会社の母体の脆弱さということです。つまり今回は、ちょうどこの「ほくと薬局」の薬剤師が短期間のうちに2名退職に至ったことが大きな要因となっています。いずれも比較的早い段階からその意向を聞いてはいましたから、可能な限りその対応策を立ててきたつもりではありましたが、結局いずれの対応策もうまくいかずにこの事態となってしまいました。

当社は岸和田にある山本保健薬局を母体として、平成22年に高石市、そして平成24年に泉佐野市に支店を開設いたしました。これはいずれも泉州2次医療圏に属し、3店舗の中軸にあります山本保健薬局から両店舗までは10Km前後という位置関係にあります。地域医療を進める中で、この位置関係は非常に大切です。そんな状況の中で「ほくと薬局」を手放すことは大きな痛手でした。ただ今回は在宅患者さんはすべて山本保健薬局から16㎞圏内にあり、そのまま山本保健薬局が引き継ぐことができたことは不幸中の幸いでした。ただ、今後は16㎞を超える方も当然出てきますでしょうし、何よりもこの位置関係であれば対応がどうしても遅くなってしまいます。ですから、少しでも早く泉佐野以南のところでの薬局の立ち上げが急がれるところです。

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