ある1人の“在宅仲間”について思うこと・・・。

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ある1人の“在宅仲間”について思うこと・・・。
2015/05/18

今、“在宅”は花盛りで、やたらと様々な講習会や研修会が開かれています。私も若輩ながら講師として何度か招かれることもありました。誰もそうだと思いますがこの“講演”というものは招かれると大変うれしいもので、初めのうちは少しでもいい話にしたいという思いから、何度も何度も練習したものですが、慣れてくるとだんだんと要領をわきまえるようになり、同時に少しずつ話もうまくなって説得力を持ってきます。私も在宅関係だけでも数えきれないほどの方の講演を聞いてきましたが「在宅」といえばだれもが知っている人の名前もあります。中には年間100回以上も講演する人もいるようです。

そんな人は「さぞかし活発に在宅をこなしているのだろう!」というように思いがちですが、なかなかそれがそう単純ではない!私も何人か知っていますが“在宅”を手掛けている人なら多くの人が知っている、という人でも実際に1人も個人宅を訪問したことがない、という人は珍しくないのです。そもそも年間に100回も講演会に全国を走り回っていて、日々患者さんから目が離せない在宅活動などできるはずもない・・・!ということは、冷静に考えてみれば必然的に見えてきます。

そう考えてみると、このH君こそ本当に我々が知りたい在宅活動が出来ている人なのかもしれない!と、彼のオーナーさんに会って以来しみじみと考えています・・・。

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