日本老年医学会は、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」を10年ぶりに見直し・・・というニュースに一般紙「朝日新聞」が取り上げたことについて思う・・・

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日本老年医学会は、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」を10年ぶりに見直し・・・というニュースに一般紙「朝日新聞」が取り上げたことについて思う・・・
2015/04/08

日本老年医学会は、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」を10年ぶりに見直し・・・というニュースに一般紙「朝日新聞」は以下のような記事を掲載いたしました。それに対して、当然のことながら早速当方にこれらの薬を服用している患者さんから「こんな薬飲んでてええんか?先生はこのことをちゃんと知ってるんか!そちらから話して削ってもろうて~!」というような問い合わせがありました。記事を書いた記者からすると、「記事の中に『自己判断で中止、控えて』と書いてあるのできちんと読んでくれれば、誤解はないです!」という答えが返ってくるでしょう。 けれども実際に「中止を考えるべき薬と副作用の例」として具体的薬品名まで掲載するのはいかがなものでしょうか?良いか悪いかは別として、一般の患者さんはともすればメディアは“絶対”で、たとえ信頼している「かかりつけ医」の処方であっても、今回のような記事があればその信頼は簡単に揺らいでしまいます。そのことをどこまでメディアは重く受け止めているのでしょうか・・・?

皆さんはどのようにお考えですか?

ちなみに当方は、「朝日新聞」のほか、「読売新聞」、「産経新聞」をとっていますが「朝日新聞」以外の2社はこのニュースは取り上げていませんでした。

 

 

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