GE変更に伴うちょっとした薬局内での出来事に、再び薬局業務を考える・・・【ジェネリック変更】【保険調剤】

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GE変更に伴うちょっとした薬局内での出来事に、再び薬局業務を考える・・・【ジェネリック変更】【保険調剤】
2013/04/26

先日、次のようなことがあって、薬局内であれこれルール作り(?)に振り回されました。

 

多くの薬局でも実施されていることかと思いますが、当方でも初回インタビューの際に「ジェネリックをご希望されますか?」という質問項目があって、

それに対して「希望する・相談して決めたい・希望しない」という回答項目が用意されています。今回「希望しない」のところに印をつけていたある患者さんが、

近くの医院さんの処方箋を持ってこられ、ジェネリックの薬が処方されておりました。当方では処方箋通りに調剤してお出ししたところ、

大変な剣幕で抗議に来られ、「私はジェネリックは嫌いだから“希望しない”ということを申し出ているはずだ!」ということです。

少々説明不足があった点は当方の反省点かもしれませんが、基本的には当方には落ち度はありません。

ただ、ちょっと複雑なところはこの処方箋の処方元のドクターは(わりと気まぐれに)先発で処方したり、後発で処方したりするクセがあります。

今回の患者さんはずっと以前に同薬は先発で処方されていることがあったようです。ですから、“どうしてきちんと意向を伝えているにもかかわらず、

今回後発品になっているのだ!”という患者さんの主張です。

 

・・・患者さんの主張は理解できないこともありません。それで、このような場合どのように対応すればいいか?ということで、事務方、薬剤師方、

双方そのルール作りに躍起になっていました。 けれども、どうでしょう!? 本音をいえば、 “コンナコトドウデモエエヤナイカ!”と言いたい!

そもそも“先発信仰”のその患者さん!私が対応していたら、20分、30分延々と「先発品と後発品」の違いを説明していたかもしれません・・・。

 

・・・ところでここで言いたいことは、ジェネリック云々ではありません!今訴えたいのは、どうしてこのような面倒くさい手続きをしないといけないのか?という

ことです。薬歴の記載事項でもそうですが、こと「在宅」にまつわることなどは、非常に面倒くさい!「訪問指導計画書」、「訪問指導報告書」など同じような

記載事項を毎回様々な施設に送って、記録して・・・!その中で、もちろん本当に伝えたい情報は必ずあります。

しかしそれがいったいどれほどの比率になってくるかといえば、圧倒的に“無駄だ!”と思える情報の方が多い!そもそも保険診療システム自体いろんな点でややこしすぎる!いろんな点でもっと簡素化できないでしょうか!

 

こんな下らんことに、医療従事者が時間を割かれてしまうことが社会資本の大きな損害だと思うのですが・・・。 ・・・・・・ちょっと身勝手な主張でしょうか!?

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