災害のお話②

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災害のお話②
2018/07/19

こんにちは。薬剤師の大洞です。

連日西日本豪雨のニュースが報じられています。
そこで先日とある情報番組で気になる報道があったので紹介しておきます。

今回の豪雨による浸水被害で調剤薬局が水没してしまい、常備薬を入手出来ない方が多数いるとのことでした。
血栓予防薬や糖尿病薬、血圧管理薬のように服用を辞めてしまうことで大きな健康被害のリスクが出てしまう薬剤もあります。また、この様な災害時に精神的ストレスが加わると、胃薬や眠剤を必要とする方はたくさんいます。
どんな薬剤であっても常用薬が手元に無いというのは非常に怖いものです。

また、その報道には続きがあり、避難所に支援物資として薬剤が届くが、種類が多く仕分けに困っているとのことでした。
届けられた薬剤の仕分けや避難所の方の常用薬に代わりになる薬剤を選んだりと、こんな時にこそ薬剤師の存在価値があると自分は思います。

災害が起こらないに越したことはありませんが、薬剤師として災害時の対応について薬局、薬剤師会として一つの方針を立てて準備しておくべきだと思いました。

そして何より先日の報道を見て思ったことは、

お薬手帳は常に携帯しましょう!!

事故、災害時にもお薬手帳は非常に役立ちますので病院、薬局に行く時だけでなく、いつ、どこで、何が起こるか分からないということを頭におき、お薬手帳は常に携帯してください。

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