体を温める食べ物

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体を温める食べ物
2014/02/19

寒い季節が続いており、体調を崩される方も多いのではないでしょうか。

体を温める食べ物や飲み物を上手に摂り、体の芯から温めて寒い冬を乗り越えましょう。
体を温めるためには、体の中から温まる食べ物や飲み物を摂ること、代謝を高めることが必要です。

●体を温める食品

体が冷えると、臓器の働きが鈍り、基礎代謝が低下してしまいます。
汁物や鍋物のような温かい料理を食べることで冷えて緊張した体が緩み、血流も良くなって温まります。
また、体を温める成分を含む食品も効果があります。

<カラダを温める成分>

 カプサイシン : 唐辛子、チリペッパー
 ショウガオール: 生姜
 硫化アリル : ネギ、玉ねぎ、にんにく、ニラ
 ビタミンE : かぼちゃ、さつまいも、うなぎ、アーモンド、ゴマ

<冷え性に効果的な栄養成分>

ビタミンC:血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持するはたらきがあります。
      体も温まる、ローズヒップティーなどがおすすめです。

ビタミンE:末梢血管を広げて、血行を良くするはたらきがあります。
      ブロッコリー、かぼちゃ、さつまいも、うなぎ、アーモンド、ゴマ

●代謝を高める

何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で行われている活動(心臓や胃などの臓器の動きや呼吸、体温の維持など)で必要なエネルギーのこと基礎代謝といいます。

基礎代謝は、体重、性別、年齢などにより異なり、20歳頃をピークに、加齢とともに減少していきます。

基礎代謝は筋肉量に比例するため、偏食や運動不足によって筋肉量が少なくなれば、基礎代謝も低下します。

体を温めるためには、代謝を高めることも必要です。

<代謝を高める筋肉のもととなるたんぱく質をバランスよく摂る>

筋肉のもととなるたんぱく質を豊富に含む食品には、肉、魚介類、卵、大豆製品、牛乳、乳製品などがあります。
これらの食品を適量とることが、筋肉を作るのに役立ちます。

ただし、肉や魚にはたんぱく質と同時に脂肪の多い食品もあるので、低脂肪・高たんぱく質の食品がおすすめです。

 肉…鶏肉(ささみ、胸肉、もも肉)、ヒレ肉、赤身の肉
 魚介類…たら、たい、かれい、甲殻類

<代謝をサポートするビタミンB群>

糖質の代謝に必要なビタミンB1・脂質の代謝に必要なビタミンB2など、ビタミンB群の豊富な食品を積極的に摂れば代謝の亢進に効果的です。

その他にもB6、B12、葉酸、パントテン酸などがあり、ひとつの食品にまとまって含まれることが多いので、ビタミンB群と呼ばれます。

 ビタミンB群を多く含む食品:鶏胸肉、豚肉、レバー、ウナギ、さば、マグロ、カツオ、サケ、
               卵、牛乳、納豆、大豆製品、豆類、玄米など

<代謝を促進するヨウ素を含む食品>

ヨウ素はヨードとも呼ばれ、甲状腺ホルモンを作る材料になるミネラルです。

糖質、脂質、たんぱく質の代謝促進に役立ちます。

 ヨウ素を多く含む食品:昆布、わかめ、牡蠣、ハマグリ、小エビ、イワシ、サバ、サケ、パイナップル

これさえ食べれば体が温まる!というような魔法のような食べ物はありません。

規則正しく、主食・主菜・副菜のそろったバランスの良い食事を摂ることが最も大切です。

その中で、ここに取り上げた食品を取り入れましょう。

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