去る10月31日に「第12回HIP研究会関西支部会」が開催されました。

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去る10月31日に「第12回HIP研究会関西支部会」が開催されました。
2015/11/02

どんな勉強会・研修会でも回を重ねるにつれて、その世話人の間で頭を痛める問題ではないかと思うのですが、微妙な方向性の違いというものが生じてきます。我々の場合、「在宅医療」の発展・高度化という方向性では一致していても、その対象が各人のスキル・技術の高度化という方向性と、会員の増強、在宅医療のすそ野を広めるという方向性に分かれてきます。平たく言えば、「在宅」という風呂敷にものを貯めようという活動と、風呂敷を広げて提供しようという活動です。 我々にはまだまだ広げるほどのものが貯まっていないのですから、貯める努力が必要なのは言うまでもないことなのですが、ほんの少しでも周りの人にないものがたまってくるとどうしても広げたくなる・・・というのは、人間の本質なのでしょうか? だんだんと「すそ野を広げる活動」にシフトしてしまいがちになります。

・・・その理由は簡単です。「楽して大きな評価がもらえるから・・・」です。

・・・けれども、こんな目先のことしか見ない活動では、決して本当の意味での「在宅」は普及しないでしょう。

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