やはりまだまだ!・・・「在宅における薬剤師の存在感」 【在宅医療学会】

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やはりまだまだ!・・・「在宅における薬剤師の存在感」 【在宅医療学会】
2013/05/21

去る5月18日、19日に大阪新阪急ホテルで「在宅医療学会」が開催されました。

昨年は、当方の管理栄養士に「在宅での栄養管理」とかいうテーマで発表してもらいましたが今年はそんな余裕がありませんでした・・・。

今考えれば、せっかく大阪での開催であったのに残念なことをしました。そんなことは別として、せっかくなので参加だけさせていただきましたが、当方の中心業務だけあって

興味のあるテーマが目白押しでどのブースに行こうか迷いました。私が参加した会場について言えば、今年の傾向として、PCAポンプについての可否を論じる発表が多かったような印象です。中でも今回「クーデック」、

という会社の「シリンジェクター」というコンパクトなPCA機能付きのポンプを初めて知ったことは、1つの大きな収穫です。

 

発表としては、たまたまヘルパーさんなどがたくさん参加している多職種連携の発表を見ましたが会場では、相変わらず連携強化やその問題点などが論じられていました。その中で強く感じたのは、なかなか“薬剤師”の名前が出てきません。

ましてや“薬局薬剤師”ともなると数名の発表者のなかで、たった1名のスライドの一部に「・・・・町の調剤薬局やポンプなどのレンタル業者などとの連携も・・・・」という表現で登場するのみでした。このように大変存在感が薄いのが現状なのでしょう!

ケアマネさんはもちろん「居宅療養管理指導料」、「訪問薬剤管理指導料」がどれほどの点数がついているかは知っているはずだとは思うのですが、

その中身が単に「配達手数料」というような認識で納得できるのでしょうか・・・?

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