“延命治療”を考える・・・【クローズアップ現代】【太田秀樹】【胃瘻】

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“延命治療”を考える・・・【クローズアップ現代】【太田秀樹】【胃瘻】
2013/04/03

本日(4月3日)の「NHKクローズアップ現代」で、また「在宅医療」が取り上げられていましたので見ていたら、”延命治療”についてでした。

 

ここ10年で「積極的な延命治療を望まない人」が2倍に増加したそうです。この番組では、本人の意思を尊重するための様々な対策が講じられている
様子が紹介されていました。しかし、結局はそれを実行するのは本人ではありません。主に“家族”、・・・となってくるとそれほど簡単には解決できません。
たとえば、延命治療を望まない大きな理由の1つが「家族に迷惑をかけたくない」というものです。・・・となれば、「家族」はどう考えるでしょうか?
「おばあちゃんのためなら、こんなことくらいはなんともないですよ!」と真剣に考え、献身的な介護を行っている人は少なからずいます。
そんな人に「本人が延命治療を望んでいませんからこれ以上の治療は致しません」というのは、その家族にとって耐えられないことでしょう。
・・・こんな問題は答えはないのでしょう。ケースバイケースという言葉で納めてしまうのはあまりにも軽いのかもしれませんが、
まさにその人その人で対応を考えていくのがいいのではないでしょうか?
考えてみれば、そんなファジーなところが人間社会の“いいところ”ではないかと思うのです・・・。
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